メッセージ

Message

「地球に生きること、自然との共生」、その基本は、
周囲のことに気付く力。
サウンドヒーリング協会 理事
医学博士、国立大学法人筑波技術大学 名誉教授
西條一止

45億5000万年前に地球の核が出来、水の惑星:地球の歴史が始まる、その地球に38億年程前に生命が誕生している。
水は、摂氏0度から100度という限定された温度環境で水です。0度以下では氷、100度以上では水蒸気です。地球は水の状態を維持出来るという条件に恵まれた極めてまれな温度環境惑星です。そして今日、地球には多くの生命が生き続けています。これは、地球環境が、生命を育む力を持っている証拠です。人の手ではなく、自然の中で多くの生命が育てられています。地球は、各地域で様々な自然環境を持っています。その中で適応出来る生き物だけが各地で生息しています。しかしそんな中で人類だけが地球上のあらゆるところで生活しています。人類のみです。それは、人類が知恵で人工的に環境条件に適応する力を工夫出来たからです。
人類の知恵は、科学技術の進歩により、私たちが快適に過ごしやすい生活環境を獲得してきました。しかしそれは多くのところで人間のみが住みやすい環境づくりになっています。多くの野生生物が絶滅に追いやられようとしています。自然との共生を多くは無視し、特に大都会では人間の住む地域そのもので、自然が失われています。自然との共生が出来る人間の住む環境とは、を根底から考えなければなりません。
高度に発展してきた、人間の生活を維持するには再生可能な自然エネルギーだけでは不可能である、したがて、原子力発電は不可欠だといいますが、その選択は地球に住む生き物として正しいでしょうか。核分裂反応は、地球上の自然環境の中では存在しない現象です。別世界のことなのです。したがって、福島原発事故は、地震、津波という事故を起こした原因は去ったけれども、地球の自然環境にはない大量の放射性物質という後遺症は解決が極めて困難です。
「地球の自然をまもる」は、宇宙創造の神の意志です。自然災害などでは神に祈ってきました。東京国立博物館の日本国宝展に、土偶が展示されていました。土偶は、人形(ひとがた)をした素焼きの土製品で、縄文時代を通じて作られた祈りの道具と言われます。縄文(中期)前3,000~前2,000年の「縄文のビーナス」、「縄文の女神」、縄文(後期)前2,000~前1,000年の「合掌土偶」などが展示されていました。
サウンドヒーリングの自然音は、都会では得にくい、屋久島、白神山地の透明感高い清らかな小川のせせらぎ、宮古島の波のささやき、清らかに語りかける小鳥のさえずりなどが日常生活の中で忘れている自然を気づかせてくれます。
自然を身近に感じ、「祈りの心」を日常生活に持ちたいものです。

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