体感音響

3つのサウンドヒーリング

2. 体感音響 体が喜ぶ細胞レベルのマッサージ Harmonic massage

私達人間は皆等しく母親の胎内で心音につつまれて約10ヶ月余りの時間を過ごしています。地球の生命進化の30億年のプロセスを急ぎ足で経験しながら育ち、耳が機能し始める4ヶ月半頃からは母の心音を安心と幸せに満ちた音と記憶し潜在意識のメモリーに蓄えていきます。泣き止まない新生児にこの心音を聞かせると約70%の子ども達は安心して眠りにつきます。 大人になってからもゆったりとした安定した音を繰り返し聞くと人は安心し、やすらぎを感じます。
その音を体感振動として体に響かせると、更に体の緊張がほぐれ、手足が温かくなり、眠気を誘います。宮澤賢治の童話「セロ弾きのゴーシュ」では森の動物達がゴーシュの弾くチェロの響きで病気が治る場面がありますが、チェロの低い音の振動が動物達の体に伝わり、心地よいマッサージ効果を生み、血流がよくなり、自然に病気が治るという訳ですね。

音は空気中を波として秒速340mの速さで伝わりますが、水の中では速度が早まり秒速1,500mとなり、金属や骨など固体の中では更に早く秒速5,000m以上となります。
約70%の水と骨で成り立つ人体は音が伝わりやすく、体に伝わった音は波として細胞一つ一つに細かな波紋をひろげ骨や体液を伝わっていきます。時間と共に常に変化しながら振動する心地よい体感音響振動は、細胞レベルの上質なマッサージと言えるでしょう。
特に約150Hz以下の低い周波数の音は体で感じやすく、体を緩める効果もあります。チェロの音で何とも言えず心に訴える音もこの低い音であり、感動や満足感を倍増する帯域です。チェロの奏者は自分の演奏する音を耳だけでなく、チェロを抱く体からも体感振動として受け取っています。チェロを演奏するロケット開発の先駆者糸川英夫博士の発案から始まった体感音響システムの開発はチェロの低い音を振動として再生し、心地よく体に伝わる音響システムとして完成することを目的として1970年代に始まりました。このプロジェクトに携わった喜田圭一郎は1992年に音の振動を伝える体感型スピーカーを手技健康法として使う、体感音響システムを考案しました。そして現在は更に小型化した体感音響システムが家庭でのヘルスケアや医療や福祉介護また美容の現場で利用され、自発的治癒力を発動するサウンドヒーリング健康法システムとして高い評価を得ています。

音楽を体で感じる、体感音響システムは耳から聞こえる音楽が心に届き、体で感じる体感振動が体に響くという、ホリスティックなアプローチを可能にする未来型音響システムです。音楽の力をよりリアルに伝えるこの体感音響は、音楽の制作方法そのものを変化させる可能性も持っていると言えるでしょう。
この小型体感音響システムは人が手に持って相手の方の様々な体の部位に当て使う方法(サウンドヒーリングトリートメント)と自分自身でソファーやベッドなど疲れた体の部位に当てて使う方法(セルフケア)があります。
小型体感音響システムは現在まで約15万人の方々が体験されています。その方々の感想の中には、体が軽くなった、化粧がのりやすくなった、足が軽くなった、足のむくみがとれた、手足が温かくなった、など体の代謝に関する報告と、頭がすっきりした、心がやすらいだ、深く安らいだ、イライラしなくなった、など心のやすらぎに関する報告が数多くなされています。

サウンドヒーリングシステム「Healing Vibration 051M」のご紹介

サウンドヒーリングシステムHealing Vibration 051Mは音楽の響きを心地よい体感振動にして体に伝えるツールです。体を緩める低音域の音(150Hz以下の音)を骨伝導で体に伝えながら、その音楽を耳から聞くシステムです。 リラックスした姿勢でおなかの上に抱えたり、腰や背の下に当てたり、敷いたりして使う小型の体感音響システム。ここちよい音の振動が and more...

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